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メガネ豆知識

メガネフレームの基礎知識

フレームの種類とレンズの形

メガネフレームはデザイン・素材・構造など多種多様あり、色々な分類分けがされています。
ここでは代表的なものを紹介します。

メガネフレームの種類

プラスチックフレーム
フロントの主要部品がプラスチック素材で作られたフレーム。プラスチックの素材は、アセテートが主流であるが様々な素材の製品があります。古くはセルロイドが素材の中心であったため、その名残で「セルフレーム」と呼ばれることもあります。

メタルフレーム(フルリム)
フロントの主要部品が金属で作られたフレーム、「金属枠」とも称される。素材の主流はチタンまたはチタン合金であるが様々な金属素材のフレームがある。「フルリム」と言うのはフロント部のリムがレンズの全てを囲っているタイプのことを表します。

縁なしフレーム(ツーポイント)
リムがレンズを一周していない、全てのリムがレンズを囲っていないタイプが「縁なしフレーム」です。レンズの固定方法としてレンズにネジ穴を空けて、プリッヂや智に固定するタイプ。レンズの片側に2箇所穴を空け固定していることから、「ツーポイント」とも呼ばれています。

溝掘りフレーム(ハーフリム・ナイロール)
レンズの周囲に溝を掘り、その溝にナイロンなどの糸を沿わせてレンズを固定するタイプ。リムがレンズの上部にだけあるものを「ハーフリム」といい、レンズ下部分にナイロン糸で固定したものを「ナイロール」といいます。また、リムがレンズの下にあるものを<逆ナイロールタイプ>と呼びます。

コンビネーションフレーム
フレームの素材にメタルやプラスチックなど異なるものを組み合わせているタイプです。フロントの一部にプラスチックのパーツを用いたモデルや、金属性のリムにプラスチックを巻きつけたセル巻など、バリエーションが豊富です。

サーモントブロー(コンビネーション)
プローとは眉毛部分のブローと、中央のブリッジが一直線のバー状になったデザインの総称です。リムのプロー部分にプラスチックを用いたものを「サーモントブロー」と呼び、コンビネーションに含まれるタイプです。

眼鏡フレームの玉型デザイン

スクエア型
レンズとリムが長方形に近い玉型。横長の直線的なシェイプが知的でシャープな印象が表情を引き締めます。インテリジェンスな雰囲気を演出できるのでビジネスマンの男性に好まれる形です。

ウェリントン型
天地の高さがあり、丸みを帯びた逆台形の玉型。戦前からある古典的なスタイルで力強いフォルムは存在感たっぷりで、クールな印象を与えながら、知的なイメージも持たれやすいデザインです。

ボストン型
逆三角形に近い楕円型の玉型。ウエリントンと同様の古典的なスタイルで、アメリカ・ボストンでの流行からこの名がついたと言われております。知的でありながら柔和な表情を作るレトロなデザインです。

オーバル型
横長の楕円形の玉型。クセのない形状が顔になじみやすく、優しく自然な印象を与えます。顔の印象をあまり変えず、コーディネートしやすいところから女性に人気のある玉型です。

ラウンド型
正円、または正円に近い形の玉型。眼鏡の原初の形状であり、眼鏡が一般にも普及した1930年頃までの主流のタイプ。アメリカの喜劇役者ハロルド・ロイドが愛用したためロイド型とも呼ばれることも。

フォックス型
ボストン型の智の付近が斜め上方に広がる玉型。オーバルから派生したスタイルで、名称のとおり、キツネをイメージさせる目型のデザイン。スマートで凛とした雰囲気のあるフェミニンなスタイルです。

ヘキサゴン型
はっきりとした5つの(ヘキサゴン)または6つの(オクタゴン)の角のある玉型。最近は現代風にアレンジしたスタイルが多くみられ、品格のあるクラシカルな雰囲気が魅力のスタイルです。

ティアドロップ型
本来はアヴィエーター(航空)モデルと呼ばれ、パイロットが酸素マスクをするのに邪魔にならないようなサングラスの形として考案された。涙の滴に例えられるりむのシェイプが特徴的です。